NHKで、耐震補強の重要性について専門家の方がお話をしていました。
150万あればある程度のことができるとのことでした。
・・・・・150万円・・・・・
えらい専門家の方や安定収入のあるNHK関係の方なら
そのくらいなら、銀行預金から出せるお金
だと思います。
でもね、
お金がすぐに出せる人ほど、すでに丈夫で安全なお家に住んでいるんですよ。
150万なんて、そんな大金どこにあるというんですか
親しかったお友達のお葬式だって、お香典がなくて見え透いた理由を付けて断ったのに。
そんな方のお家こそ、補強しないといけないんですよね。
そこで、耐震改修の補助金についてお話ししようと思います。
モデルはぼくが住んでいる地元、山口県防府市です。
他の地域も多少のちがいはあっても、だいたい同じようなものです。
県の施策のようですが、窓口は市役所です。
まずは、わが家が耐震改修が必要なのか、みてもらいましょう。
耐震診断は、無料です。
対象は、
昭和56年5月以前に着工された木造住宅
です。
築、35年以上というところでしょうか。
防府市の場合、募集戸数は30戸、という制限はあるようですが、診断員を、派遣してくれます。
制限と言ってもかなり余裕のある数字だそうで、この記事を書いている8月末の時点でまだ半分以下の応募数だそうです。
それでも募集数からあふれてしまった場合は、来年度も同じくらいの募集をするそうです。
山口県は、山口市だけ補助金方式で、6万円までなら、全額出るようです。
東京は、区によって、専門家派遣方式と、補助金方式があるようです。
市区町村役場に聞いてみましょう。
さて、診断員の方に見てもらいました。
それで、大丈夫ですよと言われれば、安心ですよね。
問題は
こりゃー、ヤバイですねえ、何とかしないと危ないですよ
と、言われた時ですよね。
防府市の場合は、
補助率3分の2
30万円~60万円
と、なっています。
つまり、45万円~90万円以上の工事をすれば、30万円~60万円まで補助してくれる
ということですね。
NHKの番組で言ってたような、150万円には足りないけれど、
それなりの安全は確保できるでしょうね。
ただ、やっぱりハードルを高いと感じる方も結構いることでしょうね。
補助は出るけど3分の2。
あと3分の1、うん十万。無いよ、どうしよう。
この制度を利用できるのは建物の所有者です。
建物を担保に銀行からお金を借りることもできますけどね。
高利の消費者金融はお勧めできません。
だいたい、いつ起こるかわからない地震のために、本当に崩れるかどうかわからない家のために借金までするかどうか、
この辺の価値観はあなた次第ですね。
やはり、お金はないよりあったほうが良いですね。
かなりいいですね。
今回は、こんな結論でした。