カフェとか喫茶店とかやってみたい5・お店の構造は?客席編




明日から本気出す・・・本気出した時、どっから考える?

何となく憧れている小さな喫茶店とかカフェ

それほど現実性がないときは

まず、お店の外観、入り口のウェルカムボード

客席や、客席から見たカウンター内

その辺から思い浮かべるんじゃないですか?

はい、夢見ているうちはそのあたりのデザインとか、

雰囲気とか、小物とか、装飾とか、

その辺ばっかり妄想しがちですよね。

でも、いざ本気出してお金ためて会社辞めてお店やるぞーってなると、

保健所から、飲食店営業許可をもらわなきゃいけないんですね。

そして、保健所さんが重視するのが、ほぼキッチン

9割がたキッチンを見て、許可するかしないか決めるんですね。

客席も割合は低いけど、見られますけどね。

本気出すつもりになってきたら、

妄想を客席からキッチンに移動しましょう。

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取りあえず、客席から

キッチンが重要だからって、

キッチンの話を始めると長くなってしまいますからね。

取りあえず、簡単な客席から済ましておきましょうか。

客席でのポイントは3項目です。

ひとつ目は換気です

最近では、公衆の場では禁煙が当たり前になってきましたね。

昔の映画に出てくるような怪しいバーでは

煙草の煙で奥の客の顔が霞んでいる、

なんてシーンも、あったような、なかったような。

今では、そんな伝説のような店は新規開業は出来ません。

ちゃんと換気扇がついていて、

それなりにきれいな空気を維持できないとダメなんです。

もちろん、キッチンから煙が押し寄せてくるのもダメ。

まあ、キッチンは換気も見られますから、

そんなの根本的にダメですね。



次は照明のお話

客席の明るさは10ルクス以上と決まっています。

10ルクスってどんな明るさ?

絶対聞かれる質問ですが

よく、休憩中の映画館の明るさぐらい

そういわれています。

そんなに明るくはないけど

パンフレットくらいは苦労なく読める

そんな感じですか。

ぼくが開店のお手伝いをするお仕事の時は

そこそこ明るければスルーしますが、

穴倉感を出した怪しいお店なんかの場合は

秘密兵器の照度計を取り出して調べます。

これで2項目目ですね。

最後はトイレです

まず、客席を設けるからには

お客様が使えるトイレを確保しなければいけません。

お客様が使えるトイレなので、

キッチンを通り抜けて、その向こうなんかはダメです。

店舗兼住宅だから、うちのを使ってもらうよ

なんてのもダメです。

ただし、ビルの中のお店で共同トイレ

というのはありです。

トイレには必ず手洗い設備があって、

次のようなのがおすすめのようです。

自動流水式、手をかざせばセンサーが反応して出るやつですね、

又は足踏み式、下にペダルが付いてて、踏んだらジャーのやつ。

あと、保健所の施設基準で言うと消毒装置。

どんなマシーンかと思いきや、消毒石鹸。

以前は、石鹸の横にアルコールスプレーが置いてあったんですけど

今は消毒ができる手洗い石鹸一つでオッケーです。

手を乾かすのはペーパータオル。

エアーでブウォ~てのは、一時期画期的でしたが

周りや空気中に細菌やウイルスをまき散らすという事で

昔ながらの紙で拭いてポイが良いようです。

キッチンでは完全に紙ポイが当たり前です。

トイレの構造は、害虫の侵入、発生が無く清潔なことです。

窓があれば網戸にしましょう。

すいません、もう一項目

トイレから出て、もう一回客席を見てください。

窓はありますか。

害虫の侵入を防ぐ構造になっていなければいけません。

かんたんにいえば、網戸のようなものを付けてください。

客席はこんなところで、

保健所の人はオッケーって言ってくれるでしょう。

今回はここまでです。

また、今度、キッチンのお話しをしましょう。

お元気で。



投稿者:

souseisyosi

山口県防府市出身 東京農業大学卒業 いろいろな職業を経験後、行政書士に。 順風満帆な人生を送ってきた方よりはちょっと面白い人間に仕上がってきたかも。 とにかく人生楽しい。

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