喫茶店とかやってみたい3・どんな手続きをすればいいの? ←クリック
の、続きです。
保健所に事前相談に行く
前回から、保健所に相談に持って行ったほうがいい資料についてお話ししてます。
1 設計図などの図面
2 水道の種類
3 導入予定の設備
4 メニュー
5 食品衛生責任者の予定者
だいたいこの位ですね。
保健所や担当者によって多少違うところもあります。
一応、前もって他に持って行く資料など無いか、
電話で聞いておきましょう。
1 設計図などの図面
新築や改装などをするのならば
もう、設計がある程度できていれば
業者さんから設計図の写しをもらいましょう。
まだ構想段階だったり、DIYで作ろうと思っているのなら
自分で図面を書きましょう。
設計事務所のような正確精密なものはいりませんよ。
解りやすいように方眼紙などを使って丁寧に書きましょう。
直線部分はちゃんと定規を使って。
居ぬきでこのままいくぜい!!
という人は、どうせ後日申請本番で
ちゃんとしたものを書かないといけないので
きちんと店内の寸法を測って正確に書きましょう。
本番では多少の手を加えるにしても
そのまま使えれば効率的ですね。
山口県は、自前の用紙を使ってくださいとのことですが
東京は記入用紙がダウンロードできます。
地域によって違うので、地元の保健所に問い合わせてみましょう。
ポイントは、給排水設備、手洗い、トイレ、シンク、換気扇
冷蔵庫、冷凍庫、製氷機の位置などです。
あと、キッチンの床、壁、天井の材質なんかも
答えられるようにしておいたほうが良いですね。
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2 水道の種類
水道の種類って何が聞きたいの?
水道局の水が直接出てくる水道か、
ビルの屋上や横にタンクがあって
一度そこに溜めてから各部屋に配水するやつか、
井戸を利用しているやつか、
その辺が聞きたいんですね。
直接の水道は、
保健所も信頼してますからフリーパスです。
タンクや井戸は水質検査を求められることがあります。
ビルのテナントで入る場合は
既に取ってあるはずなので
大抵は大家さんに頼めば証明書をだしてくれます。
3 導入予定の設備
設備に関して、問題にされるポイントをあげてみます。
冷蔵、冷凍庫、製氷機、シンクなどが
取扱い食材やメニューに対して十分対応できるものか
収納棚や食品庫は蓋や扉があるかなど。
トイレや手洗い設備は清潔に使用できるか。
以前開店のお手伝いをしたお店では、
手洗い設備が小さいという事で
図面段階で不合格になったことがあります。
手は、ひじまでしっかり洗える設備が必要なんです。
設備関係は、やり直しとなるととんでもない損害ですから、
決定する前にしっかり相談しておきましょう。
4 メニュー
メニューもある程度の構想を練ったものを見てもらいましょう。
別の許可や免許が必要なものがあったら
変更などの対策を立てておかないと
後で慌てたくないですよね。
5 食品衛生責任者の予定者
食品衛生責任者は、お店に一人必ずいないといけません。
普通は講習を受けて資格をもらうんですが
調理師とか栄養士なんかの資格を持っている人は
窓口に書類を出すだけで食品衛生責任者になれます。
意外な人で、お医者さんもなれるんですよ。
まあ、考えてみれば、究極の衛生を学んだ職業ですよね。
と、いう事で、どなたか一人選んでおきましょう。
ぼくはカウンターに収まってニコニコする予定の
あなたがなるのをお勧めします。