校歌って覚えていますか?
ぼくは学校というものには
小学校3つ、中学校、高校、大学
これだけ行きました。
小学校3つ、というのは、
父親が自衛官で、転勤が多かったんですね。
ちなみに、幼稚園も3つ行きました。
その中で、小学校の1~3年まで在籍していた
岩国小学校の校歌だけ、覚えています。
一番最後の大学学歌なんて、まったく出てきません。
この歳になって、小学校低学年の時の記憶ですから
結構いい加減になってる部分もあって、
一番と二番がシャッフルされてる歌詞もあるような気がします。
三番もあったような・・それも割り込んでる気がします。
それでも、結構覚えているんですね。
まあまあ覚えているだけに
確かな歌詞を知りたくてググってみました。
・・・・全然違いました。変わっていました。
まあ、当たり前ですよね。
ずっと心配だった「歴史は九十余年」の文字。
とっくに百年超えてるはずだけど、校歌どうするんだろうって。
そして何よりもこの歌詞。
これを小学1年生が歌っていたんです。
今でも難しくて意味が解らない言葉が
たくさん使われています。
これを習った小学校入学直後の感想。
岩国小学校校歌
質実剛健名もさながらに
(しつじつごうけん→解るわけない。なもさながらに→解らない)
岩国山下にその地を占めて
(いわくにさんかに→さん付けで岩国呼んでる。かに→解らない。そのちをしめて→わからない)
栄えある歴史は九十余年
(はえある→解らない。れきしは→わかる。きゅうじゅうよねん→94年だから来年は95年だな)
ああ尊しや
(ああ→わかる。とうとしや→わからない)
我が学び舎
(わが→わかるような気がする。まなびや→わからない)
感恩報謝の気風と共に
(かんおんほうしゃの→わかるわけない。きふうと→わからない。ともに→わかる。)
錦の流れはセントに尽きず
(にしきのながれは→わかる。せんとにつきず→今もわからない。せんとの漢字もわからない。つきず→わからない)
心身一如の匠となりて
(しんじんいちにょの→わかるわけない。仏教用語だとか。たくみとなりて→わからない
いざや励まん
(いざや→なんとなくわかる。はげまん→あははは、ハゲだって、おもしろい。)
我がふるさと
(わがふるさと→わかる。)
だいたいこんな気持ちで歌ってたと思うんですが、
すごいと思うのは、
この訳のわからない呪文のような歌詞を、
曲にのせて、簡単に覚えてしまう
小学一年生の驚異的な記憶力ですよね。
もちろんぼくは神童でしたが、
全校生徒が覚えていたんだから。