4月16日はイースター・・・イースターって何?




ぼくの中のイースター

ハロウィンがかなりメジャーになって

皆さん大いに楽しまれているようですね。

それに対して名前だけは聞いたことがあるけど、

パーティとかそういうものに関しては

地味な感じの「イースター」。

ぼくが存在を知ったのは「トムとジェリー」です。

ジェリーのところへ来た、たぶんヒヨコか何かだったと思いますが、

ジェリーに向かって「イースターおめでとう!」と、

叫んでいたのを聞いたときです。

確か、トムに追われているヒヨコをかくまっていたら、

KYなヒヨコが元気よく叫ぶ、

そんなシーンだったような気がします。

その頃はぼくは小学生で、

外国の「おめでとう」に該当する言葉は、

メリークリスマスとハッピーニューイヤーしか知らなかったので、

これはどちらかの「おめでとう」の、

別の言い方だと思っていました。

それから、いつしかカボチャのお化けを知り、

これこそがハロウィンというイースターだと、

理解がぐちゃぐちゃになっていました。

そういう、パーティとも信仰とも無縁な日々を送ってきたぼくが、

ハロウィンという行事の輪郭をある程度はっきり認識したのは、

渋谷の大騒ぎをテレビなどが報道するのを見たときからです。

どちらかと言えば、

楽しいお祭りと言うよりは、

街の迷惑になっているという

マイナスイメージの報道が多かったのが残念ですが。

そこで、ぼくのぐちゃぐちゃな理解の糸が少しほぐれてきて、

イースターとハロウィンが別物だという事実を

認識することができたのでした。

イースター島というモアイの島

余談ですが、モアイで有名なイースター島の名前は、

イースターの夜、

オランダ海軍提督のヤーコプ・ロッヘフェーンに、

見つかってしまったからなんですね。

ここの人たちも、

コロンブスに見つかってしまったアメリカ大陸の人たち同様に、

悲惨な運命が待ち受けていたんです。

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気持ちが重くなってしまう前に、

お話をおめでたい復活祭にもどしましょう。

で、イースターって何でしょう

「イースターおめでとう!」

そうヒヨコが叫んでいたところから、

おめでたいお祝いには違いないでしょう。

日本語に直すと「復活祭」

そう、キリストが復活した日です。

同じ復活をしても、ゾンビは嫌われるんですけどね。

ところで、イースターって、いつなんでしょう。

基本的には

春分の日の後の最初の満月の次の日曜日

だそうです。



暦の数え方が2種類あり、西方教会がグレゴリオ暦、

東方教会がユリウス暦というのを使っていて、

ほとんどは違う日なんですが、

時々同じになることもある日という感じです。

今年2016年は西方教会が3月27日、

東方教会が5月1日でした。

来年2017年は両教会とも4月16日だそうです。

家には仏壇、異教徒だけど大丈夫?

ハロウィン、バレンタイン、クリスマス、

敬虔なキリスト教徒のかたがたは眉をひそめているでしょう。

一部の人を除いて、

パーティーのネタにしかしていないのですから。

しかし日本人、宗教はおいしいとこだけをつまみ食いするのは得意です。

お正月は神様、結婚式はキリスト様、お葬式は仏様。

お寺が開いている幼稚園だって、クリスマスパーティーやってますし。

イースターも楽しそうなところだけいただいても

バチは当たらないと思います。

・・・たぶん・・・投資とバチは自己責任です。

何を揃えたらいいでしょうか。
服装

コスプレするならウサギしかありません。

これしかないんです。

ハロウィンで鍛え上げた猛者さんにはがっかりでしょうが、

登場人物は宗教関係者とウサギだけなんです。

装飾

卵です。

卵から新しい生命が生まれるところから、

復活の象徴とされています。

ゆで卵にいろいろな色を塗ったり模様を書いたりビーズを貼ったり、

地味に製作工程を楽しみましょう。

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ウサギ

ウサギは多産なので豊穣の象徴だそうです。

日本なら数の子ですね。

最近、飼ってる人が多いようですね。

ネットでかわいい写真を良く見かけます。

いつもより豪勢なお食事をあげましょう。

飼っていない人は、

ぬいぐるみ又は着ぐるみを用意しましょう。

肉料理

肉食解禁日、

うさぎが必需品と聞いていたので、

てっきりウサギ料理主体なのかと思いましたが、

うさぎは生きて帰れそうです。

子羊や豚肉が多いようです。

ウサギはパンやチョコレートの型として登場します。

乳製品

イースターの前に肉食禁止期間があり、

卵や乳製品も含まれます。

お肉はしばらく消費しなくても何とかなりますが、

卵はどんどん生まれるし、

牛乳は搾らないと牛が病気になってしまいます。

解禁日には余っていた卵や牛乳をふんだんに使って、

菓子パンやケーキ、プリンなどを作るようです。

要するに卵屋さんと牛乳屋さんの在庫一掃セールですね。

イースターカード

クリスマスカードのようなものでしょう。

生まれたばかりのヒナやウサギのイラストを描くのが定番のようです。

 

服装、装飾、食べ物、それぞれこんな感じでしょうか。

将来的にはイベント業界、服飾業界、飲食業界など、

知恵を絞ってもっと派手になるかもしれません。

敬虔なるキリスト教徒の方には

はなはだ迷惑な話かもしれませんが。

 

派手なイベントと言えば、カーニバル。

これもイースター繋がりなんですね。

後日、派手派手カーニバルについてもお話ししようと思います。

今回はこの辺で。



投稿者:

souseisyosi

山口県防府市出身 東京農業大学卒業 いろいろな職業を経験後、行政書士に。 順風満帆な人生を送ってきた方よりはちょっと面白い人間に仕上がってきたかも。 とにかく人生楽しい。

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