リオデジャネイロの生物多様性地球サミット。ゴジラは多様性の一つだが、殺しちゃっていいの?




生物の多様性に関する条約

いま、リオデジャネイロでは南米初のオリンピック・パラリンピックが行われています。

その、リオデジャネイロで、1992年

環境と開発に関する国際連合会議(地球サミット)

が、開かれました。

ここで締結されたのが

「生物の多様性に関する条約」です。

これに仲間入りしなかったのが、いくつかの途上国、

それにアメリカ合衆国とバチカンなんですね。

アメリカ合衆国は色々な産業界からの反発でもあったんでしょうか。

バチカンは、思いっきりのカトリック国なんで、生物の進化とかで問題だったのかもしれません。

ああ勘違い

本題に入る前に、ぼくは大きな勘違いをしていたことを告白します。

生物多様性、英語ではBiodiversity、バイオダイバーシティなんですね。

ぼくは若かりし頃、なんとか動く安ーい車にいろいろなものを取り付けて

秘密基地化するのが好きでした。

車内でコーヒーを沸かせる電気ポット

バッテリーをよみがえらせる太陽電池

UFOの音や、ヤギ、ネコ、犬など、いろいろな動物の鳴き声クラクション

いろいろなものを見つけてきては取り付けるのが好きでした。

元気のいいジャージのお兄さんたちの、モフモフキラキラの車とはちがい、配線むき出しの実験室のような車内でした。

ちょくちょくカー用品店に行っては新兵器をさがしていました。

そして、買わなかったけれど、気になっていたのが

ダイバーシティーアンテナ。

なんだかカッコいい名前ですよね。

ダイバー=潜水する人

シティー=都市

都会の夜の街を海底を漂うように走る車

勝手に想像して、カーコンポのイルミネーションから「夜」の設定にしました。

勝手に妄想して「ダイバーシティー」を翻訳していました。

稲垣純一の「ドラマチックレイン」や「ロングバージョン」が流行ってたころで、

都会のドラマチックな夜にピッタリなアンテナだぜぃ

なんて、一人大勘違いに浸っておりました。

 

それから何年経ったでしょう。

人類のことも考えるようになってきました。

地球のことも考えるようになってきました。

生物多様性のことも考えるようになってきました。

生物多様性=バイオダイバーシティ

?・・・なんでここでドラマチックな都会が出てくるの?




恐る恐る、検索

diversity : 多様性

あっ、ダイバーシティーアンテナって、なんだかいっぱい生えてましたよね。

たくさんあるアンテナのなかで、一番電波をキャッチしているものを自動的に使うシステムだったんですね。

だいたい、シティーの綴りが違うじゃん!!

city じゃないじゃん、sityじゃん!!

英語で赤点くれた防府高校の先生、お元気ですか。

ゴジラは保護しなきゃいけないのかな

本題に戻ります。

生物多様性は大切ですね。

生物同士のつながりで今の世界が成り立っていること。

食べたり食べられたりで直接、つながっている生物。

間接の間接の間接の間接の・・・・・・・というように、

いろ~んな植物や動物、バクテリアなど、

何の関係も無いように見える者同士が絡み合って、

10番目、20番目の結果になっているもの。

どの生物もそこに居なければ地球環境のバランスが崩れてしまう。

ぼくは、だいたいこんな風に生物多様性の意味をとらえていますが、合っていますでしょうか。

で、ゴジラなんですが、このゴジラ君も生物であることは間違いないでしょう。

生物多様性の、要素の一つじゃないんですか?

ゴジラ君、居ちゃいけないんですか。

居なくなって、大丈夫なんですか。

もちろん、人間にとっては居ちゃいけないんですけどね。

地球環境にとってはですね・・・。

増えすぎた人間という野ねずみを、

ゴジラというライオンが駆除して

地球的には良いことだ、

なんていうのは安っぽい映画の教訓みたいでいやなんですが。

では、う~んと小さくして、ウイルスや細菌などの病原体はどうなんでしょう。

コレラ菌はいないほうが良いですよね。

研究者にとっては、研究対象が減るのは痛いかもしれないけど、

普通の人にとって見れば絶滅してくれたほうが良いですね。

では、コレラ菌が絶滅して、生物多様性の片隅が欠けても問題ないんでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

すいません。

どっかに文献があると思って書き始めたのですが、今のところ見つかりません。

もしかしたら、コレラ菌が居なくなるとめぐりめぐって象の鼻が短くなるとか予想もつかない影響が出てくるかもしれませんね。

ヤバい生物

生物多様性については、特定外来生物問題もあります。

居なくなったらまずい生物ではなくて、来られたらヤバい生物です。

川や湖のブラックバス、見つけたら触っちゃいけないカミツキガメなどなど。

多摩川はそんなのがうじゃうじゃ住み着いてしまったので、人呼んで

タマゾン川

に、なってしまったようですね。

ゴジラ君は、どちらかというと、こちらの特定外来生物

来てもらっちゃ困る、日本の生態系が崩れる生物

これに属するんでしょうね。

生物多様性に関しては、日本は世界から注目されるホットスポットだそうです。

日本にしかいない「固有種」が、多種存在するのだそうです。

なら、遠慮することはない。

どんどんつかまえて、やっつけましょう。

やっつけるのがかわいそうだったら、連れて帰って飼いましょう。

もちろん、増えないように去勢や避妊手術をお忘れなく。

かたくて切れないかもなあ。

飼うときの注意事項は、他のページで触れています。

よろしく。



投稿者:

souseisyosi

山口県防府市出身 東京農業大学卒業 いろいろな職業を経験後、行政書士に。 順風満帆な人生を送ってきた方よりはちょっと面白い人間に仕上がってきたかも。 とにかく人生楽しい。

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